今季最多の7人入れ替えへ ソラーテが1軍合流、カンフル剤となるか

 「巨人-阪神」(26日、東京ドーム)

 阪神の矢野燿大監督(50)が、今季最多となる7人の大幅入れ替えを断行した。

 この日からヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=、高野圭佑投手(27)、飯田優也投手(28)が1軍に合流し、ラファエル・ドリス投手(31)、能見篤史投手(40)、秋山拓巳投手(28)、木浪聖也内野手(25)が出場選手登録を抹消される。

 1軍は25日・DeNA戦で散発の4安打に終わり、リーグワーストとなる今季10度目の完封負けを喫した。矢野監督は後半戦の全試合で打線を組み替えているが、得点はリーグワーストの337点。依然として上向く気配が見えてこない。

 そんな中で白羽の矢を立てたのが新助っ人。21日に来日したばかりだが、メジャー通算75本塁打のソラーテを伝統の一戦で、菅野攻略を目指す猛虎打線に組み込むことを決めた。25日に参加した2軍練習では、サインプレーなどを入念に確認し、準備を整えた。遊撃での細かい動作確認、内野陣との連係など守備練習に多くの時間を費やした。遊撃での昇格即スタメン出場となれば、ジェフリー・マルテ内野手(28)との併用で、低調な打線に厚みが増す。

 7人の入れ替えは今季最多。現状、3位広島に2・5差の4位に沈むだけに、新戦力にカンフル剤としての役割が期待される。

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