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西7回4安打2失点 5月10日以来となる勝利投手の権利得て降板

6回、村上を三振に仕留め、雄叫びを上げる阪神・西勇輝=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-ヤクルト」(21日、甲子園球場)

 連勝へ。勢いを加速させたい阪神は西勇輝投手(28)にマウンドを託した。要所を押さえる粘りの投球。7回を投げ4安打2失点で、2カ月以上ぶりの勝利投手の権利を得た。

 序盤からコーナーを突く、西らしい投球が光った。それでも四回。先制点を突然奪われた。内角への直球を、バレンティンにうまくさばかれ、白球は左翼席へ。痛恨の一発を浴び、1点を失った。

 9人目の“野手”でもあった。1点を追う五回。2死走者なしから、北條が左前打で出塁すると、西が打席へと向かった。その3球目、110キロのスライダーを狙う。白球を右前へと運び、その後の近本の逆転3ランを呼び込んだ。グラウンドをゆっくりと回り、ベンチへと戻ると、西は近本と抱き合った。

 だが、逆転に成功した直後の六回だった。先頭の代打・山崎に右中間を真っ二つに割る三塁打を許すと、1死を挟み、2番・青木。一塁への鋭い当たりを、前進していたマルテもスライディングキャッチで好捕。即座にホームへ転送したが、判定はセーフに。野選で1点を失った。

 1点差で、1死一塁。ここでクリーンアップを迎える正念場となったが、前打席本塁打を浴びていたバレンティンを中飛。4番・村上を外角低めに制球し見逃し三振に斬って取ると、力強くほえた。

 西は5月10日を最後に白星から遠ざかっているが、この8試合のうち6試合でクオリティースタートを記録するなど、先発としての仕事は果たしてきた。現在5位。「絶望まではいっていない」とチームを鼓舞し続ける右腕の力投が光った。

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