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ドラ1近本 決めたサヨナラ犠飛!6連敗の闇振り払った

 サヨナラ犠飛を放ち大喜びする近本
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 「阪神4-3ヤクルト」(20日、甲子園球場)

 阪神が今季7度目のサヨナラ勝ち。連敗を6で止めた。同点とされた直後の九回。1死三塁と攻め、近本光司外野手(24)が決勝の左犠飛を放った。近本が自身のバットでサヨナラ勝利を決めたのはこれがプロ入り初。「キン肉マンDAY」として開催された一戦で、ルーキーが“キン肉バスター”並みのキレ味を見せつけた。

 絶対にここで決めてやる-。近本だけでなく、聖地に詰めかけた虎党の誰もがその一心だった。同点の九回1死三塁。快音を響かせ、白球が左翼へ運ばれる。初の劇打。虎の切り込み隊長が6連敗中の重苦しい空気を一振りで吹き飛ばし、サヨナラ勝ちを決めた。

 「(今季)何度目かのサヨナラの場面で打席に立っていたので。今まではヒットとか最低限のことを考えていたけれど、結果的にダメだった。今回はしっかりタイミングが合ったらいこうという感じでいった」

 先頭の代打・北條が右中間への二塁打で出塁し、陽川がプロ初の犠打で1死三塁と好機拡大。仲間が生み出した最高の舞台を無駄にするわけにはいかなった。左腕・ハフが投じた1ストライクからの2球目、高めの144キロ直球をフルスイング。打球は左方向への飛球となった。左翼手が捕球し、三走・江越がタッチアップで生還。近本がプロ入り初めて自身のバットでサヨナラ勝利を決めた。

 歓喜のウオーターシャワーを浴びるため、自らのバットでもお膳立てをした。1点ビハインドの八回。1死から左中間へ二塁打を放ち、糸原の中前適時打で一時同点となる得点へと結びつけた。「自分の仕事がそれまでにもできていたので。あの場面でできていなくて(九回の)打席に入っていたら心境とかも違うかったと思います」とサヨナラ打を後押しする快音だったと振り返る。

 尽きることのない勝利への執念。近本がプロ入り以降、毎月1日に欠かさないことがある。神社への参拝。本拠地だけでなく、遠征先でも神社を探し、試合前に足を運ぶ。前の月の報告と神様へのあいさつ。「今月も無事に過ごせますように」と願いを込め、勝負の場所へと向かう。

 これでチームの暗雲は取っ払えた。本拠地で初披露された応援歌も力となった。「連敗という苦しいチーム状況だったんですけど、本当に皆さんの応援のおかげでストップすることができました。これから連勝を伸ばして頑張ります」と再発進を力強く宣言。球宴で大暴れした聖地に再び勝利の女神が舞い降りた。

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