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矢野監督、来季も続投!長期政権任せた 藤原オーナー明言…前半2位ターン評価

 来季の続投が明らかになった阪神・矢野監督
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 阪神の矢野燿大監督(50)が3年契約の2年目となる来季も続投することが11日、明らかになった。藤原崇起オーナー(67)が大阪市内の電鉄本社で取材に応じ、39勝41敗4分けの借金2ながら、2位タイで前半戦を終えた戦いぶりを評価。これまで通り長期的なスパンで、チーム作りを任せる方針を示した。

 前半戦は開幕前の下馬評を覆す戦いぶりだった。84試合を終えて2位タイ。転換期のチームを率い、改革を進めながら結果を残してきた。その手腕を評価する藤原オーナーは、来季も矢野監督にチームを任せることを明言した。

 「そら、当然、そういうことですよ。みんなでコーチも含めて今、一生懸命やってくださっている。選手も一生懸命やっている。そら、期待しています」。長期的な視点を持ち、常勝軍団へと導くタクトを期待した。

 昨季は17年ぶりの最下位。新指揮官を託された矢野監督は、チームに新たな風を吹き込んだ。方針の3本柱は「超積極的」、「諦めない」、「誰かをよろこばせる」。金本前監督が築いた戦力を土台とし、春季キャンプでは競争をテーマに掲げて、チーム力の底上げに取り組んだ。

 シーズンに入ると、「矢野ガッツ」に象徴されるように、自ら感情を前面に押し出す方針を体現。苦しい状況でも明るく、前向きに戦う姿勢をチームに定着させた。球団幹部は「意識改革はだいぶ進んだと思います」とぶれないスタイルを評価した。

 4月末に借金6を抱えた後、投手陣を中心とした守りの野球で巻き返し、貯金を6まで増やした。ドラフト1位・近本を1番、大山を4番に固定し、将来を担う若手にも経験を積ませてきた。

 だが、交流戦で失速。最近はミスや決定打を欠き、課題が露呈する試合が続いている。首位・巨人とは9・5ゲーム差。早ければ16日にも自力優勝が消滅する可能性もあり、14年ぶりの優勝に向けて苦しい状況は続く。

 ただ、チームは成長過程。藤原オーナーはこの経験が、来季以降の糧になると見る。「願わくば、今でも巨人に食らいついて行くぐらいでやっていたら言うことありませんけど、それよりも新しいチームになったので。まず、みんなが力を合わせてやれる体制に。これができないと、次のステップに上がっていけない。そのステップを踏んでいるので」。総帥は明るい未来が待っていることを信じ、来季も矢野監督にタクトを託す。

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