ミスミスミスで阪神3位転落…3失策が失点に直結 先発・西は自責0で5敗目

 8回、右飛に倒れたマルテとベンチで厳しい表情を見せる矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 「交流戦、阪神2-3日本ハム」(7日、甲子園球場)

 阪神が日本ハムに惜敗。3失策と、ミスが失点につながる展開で、接戦に競り負けた。巨人が勝ったため入れ替わってセ・リーグ3位に転落した。先発の西は7回を投げ、8安打3失点(自責0)で5敗目(3勝)。好投を続けながら、5月10日の中日戦(甲子園)で3勝目を挙げて以降1カ月、白星から遠ざかっている。

 中田、清宮、吉田輝…。甲子園のスターが集う日本ハム相手に、四回。先発の西が1死三塁から、清宮に中犠飛を打たれ、先制点を許した。さらに六回、1死一塁で中田との対戦。初球、一塁ベンチ前のフライを一塁・マルテが落球。7球目を右中間に運ばれ、適時二塁打で追加点を許した。

 それでも裏の攻撃。糸井、大山の連打から、高山の一ゴロの間に1点を返すと、ここで代打・原口が登場。甲子園では240日ぶりに名前がアナウンスされ、スタンドからは大歓声が沸き起こった。すると2-2からの5球目、有原が投じたフォークがワンバウンドした。暴投となり、三走・大山が同点の本塁に生還。その後、原口は空振り三振に倒れたが、試合を振り出しに戻した。

 一気に逆転の機運が高まった終盤だが、直後の七回。先頭・中島卓の打球が三遊間に飛んだ。遊撃には木浪に代わって、北條が入っていた。鋭い打球を好捕したが、一塁送球が大きくそれ、この間に二塁に進塁された。犠打を挟んで1死三塁から、大田の浅い中犠飛で勝ち越しを許した。西は降板後、「味方のミスをカバーすることができず、悔しい結果となりました。梅野も懸命にリードしてくれましたが、勝ち越された状況でマウンドを降りてしまい、悔しいです」とコメントした。

 8日の第2戦には、岩田が先発する。連敗は避けたい一戦。ベテランにチームの命運が託される。

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