メッセンジャー 2発で7回4失点「自分自身にイライラしますね」

 3回、野間の打球を足に当てるメッセンジャー
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 「阪神0-4広島」(18日、甲子園球場)

 曇天の甲子園にアーチが架かると、無情のゴングが鳴った。「自分自身にイライラしますね」。阪神・メッセンジャーは、敗者の通路で悔しさを押し殺した。

 初回2死一、三塁から5番・西川。高めに浮いた初球の直球をはじき返された。打球は弾丸ライナーで右翼スタンドへ。「相手のタイミングも完璧ではなかったと思うんだけど、芯で捉えられて」。六回には2死からバティスタにソロを浴び「芯でうまく捉えられた」と振り返った。完全な失投ではないからこそ、痛打が余計に腹立たしい。

 だが、二回から五回までは1人の走者も出さない完璧投球。4失点でも7回を投げ切った122球の熱投は、エースの意地だった。背負った敗戦を受け止め、本来の輝きを取り戻す。

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