糸井が負傷交代… 好捕の際フェンスに強打 大事を取って交代

 「阪神0-4広島」(18日、甲子園球場)

 ビッグプレーの代償は、あまりに大きかった。五回、「ライト、糸井に代わりまして」の場内アナウンスに、スタンドも驚きと悲鳴で騒然。攻撃の支柱を欠いたチームは、力なく5度目の完封負けを喫した。阪神・糸井が悪夢の負傷交代。試合後、清水ヘッドが詳細を明かした。

 「打撲です。好プレーの時にね。大事を取っての交代です」。負傷箇所については伏せたが、当該プレーは四回の守備で起きた。先頭・鈴木が打った右翼ファウルゾーンへの飛球に対し、必死の追走で滑り込みながら好捕。好守で先発・メッセンジャーを援護した。

 その際、フェンスに体を強打させたものの、小走りで定位置に戻ってプレーを続行した。だが、続く五回に交代。四回の攻撃中に自力歩行でクラブハウスに引き揚げ、治療後、試合終了直後に帰路に就いた。現時点で病院に行く予定はなく、あくまで大事を取っての交代。19日の出場は回復状況と、トレーナーの判断に委ねられる。

 メッセンジャーは「残念。何もないことを祈りたい」と軽症を祈った。開幕から全43試合に出場し、打率・312は規定打席到達者の中で、梅野に次ぐ好成績。チームは連敗中だけに、3番打者が不可欠だ。超回復で、グラウンドに立つ姿を待ちたい。

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