阪神・西、大型連戦明けも「集中しながら」一丸での勝利誓う

 阪神の西勇輝投手(28)が9日、先発する10日の中日戦(甲子園)に向けて、兵庫・西宮市内の甲子園球場で、投手指名練習に参加した。

 この日、屋外ではキャッチボール、ノック、短距離ダッシュなどで汗。翌日の登板に向けて「長期の連戦が終わったので。またこれから、短い連戦、6連戦が増える。集中しながらできれば」と、チーム一丸で戦っていく覚悟を示した。

 8日のヤクルト戦(神宮)では、最大5点差を追いつかれ、延長12回を7-7で引き分けた。それでも12連戦は8勝3敗1分けと、大きく勝ち越しに成功。貯金2で3位に浮上した。

 今季6度の登板(2勝3敗、防御率2・25)は、いずれもデーゲーム。10日の中日戦は初のナイター登板となるが、経験豊富な右腕に不安は見当たらない。前回3日のDeNA戦(甲子園)でも、勝敗は付かなかったが8回3安打1失点と十二分に試合を作った。6試合の登板で44イニングを投げるなど、1試合平均でも7イニング超と安定感が光る。

 チームとして、中日戦は今季3勝3敗と五分の戦い。再スタートに向けて、カード初戦を託されたFA右腕は「みんな野球に対して、どんどん前向きに取り組むことができている」と、チームの雰囲気に手応えを明かしつつ、一丸野球で勝利を目指す覚悟を語った。

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