岩貞 5回8安打2失点で降板 2勝目ならず「次回は少しでも長く」

 「中日-阪神」(28日、ナゴヤドーム)

 先発の岩貞祐太投手(27)が5回8安打2失点で降板し、今季2勝目はならなかった。

 1点リードの三回1死二塁から1番・平田の左前適時打で同点とされた左腕。味方が四回に勝ち越し、1点リードで迎えた五回は1死から連打と四球で満塁のピンチを迎え、4番・ビシエドを遊直に仕留めたものの、2死から5番・阿部にしぶとく遊撃への適時内野安打を許し、試合は再び振り出しに戻った。

 得点圏に走者を背負うマウンドが続いたが、致命的な痛打は与えず、粘りの投球で何とか5イニングを投げ切った岩貞。降板後は球団広報を通じ「もっと長いイニングを投げるために、何としても五回のピンチの場面は0点で抑えなければいけませんでした。次回は少しでも長くマウンドに立っていられるように、課題を持って準備していきます」とコメントした。

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