阪神ドリス 虎の外国人投手最多81S樹立 呉昇桓超えを達成

外国人球団最多セーブのウイニングボールを手にポーズを決める阪神 ラファエル・ドリス=横浜スタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「DeNA1-3阪神」(24日、横浜スタジアム)

 阪神が継投で逃げ切りに成功。得意の横浜スタジアムで連勝し、5カードぶりの勝ち越しを決めた。今季初登板初先発の才木が5回1/3、1失点で今季初勝利。守護神のドリスは九回を締めて今季4セーブ目、阪神の外国人投手では最多となる通算81セーブをマークした。

 九回に陽川の代打アーチが飛び出し2点のリードを奪って迎えた九回裏。ドリスの出番が訪れた。先頭のロペスには左前打を許したが、筒香を速球で空振り三振。宮崎は左飛に仕留め、最後は佐野を変化球で空振り三振斬りにしてゲームセットを迎えた。

 DeNA打線の中軸を抑えて試合を締めくくったドリスは「好打者が続いたが、意識しすぎてもいけないと思った。自分の仕事をしようとしたよ」と、一仕事終えた充実感を漂わせた。

 これで、呉昇桓のセーブ記録を抜き、虎の外国人投手では最多の81セーブ目を記録。「初めて日本に来たときには偉大な記録を意識もしてなかったけど、近づいてくると声をかけてもらえるようになった。超えられてうれしいよ」とほおを緩ませて喜んだ。

 さらなる記録更新への期待が高まるが「意識せず、仕事に集中してやっていきたい」と気を引き締めた。

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