今季初登板初先発の才木 5回1/3を1失点の力投

力投する阪神・才木浩人=横浜スタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)

 今季初登板初先発の阪神・才木が5回1/3、1失点の力投を見せた。

 昨年10月8日ヤクルト戦以来の1軍登板となった3年目、20歳の右腕は、立ち上がりから上々の投球を披露する。

 初回先頭の神里にいきなり右前打を放たれるも、梅野が二盗を阻止。ソトを152キロのストレートで空振り三振に打ち取った後に、ロペスに左翼フェンス直撃の安打を浴びたが、続く筒香をハーフスイングの三振に斬る。力強い直球を武器に2三振を奪う好内容でスタートした。

 二回を三者凡退。味方に1点先制の援護を受けた三回も、神里にこの日初めての四球を与え走者を背負ったが、続くソトを遊ゴロに打ち取った。四、五回も連続で三者凡退に打ち取った。

 だが、六回にピンチを迎える。神里に左中間を破られる二塁打を浴びて1死二塁。続くソトには左前にポトリと落ちる適時打を許して失点した。さらにロペスに左前打を打たれたところで降板。96球、5回1/3を5安打1失点。悔しそうな表情で、島本にマウンドを譲った。

 1死一、二塁で引き継いだ島本は、筒香を中飛、宮崎を二ゴロに仕留める好投。試合は六回を終え、阪神の1点リードで終盤に入った。

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