糸井「ドキドキ」の1号ソロで先制 ヤクルトがリクエスト要求も判定覆らず

 1回、右越えに先制のソロを放つ糸井(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-ヤクルト」(30日、京セラドーム大阪)

 阪神が、糸井義男外野手(37)の今季チーム初本塁打となる1号ソロで先制した。

 初回2死走者なし。石川の初球、真ん中低めの103キロカーブを完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は右翼ポールの上を通過して3階席へ到達。白球の行方を見つめていた糸井は一塁塁審が右手を回すのを確認すると、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 「打ったのはカーブ。タイミングが合ったら初球からどんどんスイングしていこうと思っていました」と納得の一発となった。

 ポール際の際どいアーチにヤクルトの小川監督はすぐさまリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定通り本塁打に。「(判定がどうなるのか)ドキドキしていました」とベテランが一振りで先制点を奪った。

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