二回に一挙7点 木浪2点打でOP戦安打数「22」

2回阪神1死満塁、阪神・木浪聖也は右前に適時打を放つ(投手オリックス・榊原翼、捕手オリックス・若月健矢)=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
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 「オープン戦、オリックス-阪神」(24日、京セラドーム)

 猛虎打線が爆発した。二回の猛攻で一挙7得点。待望の4番弾に、西にも移籍後“初適時打”が飛び出し、試合の主導権を握った。

 まずは先頭で迎えた大山の第1打席。真ん中に甘く入った直球を見逃さず、先制のソロ弾を放った。これでオープン戦第4号。11打席無安打と、ここ2試合は苦しんでいただけに、不安を一掃させる一撃となった。

 さらには福留が内野安打で出塁し、糸原は四球。梅野もヒットで続くと、西が阪神で最初の打席を迎えた。その2球目。147キロの直球をはじき返すと、打球は中前へ。プロ11年、公式戦でも適時打のない男が、阪神初打席で適時打を放った。

 さらに続く好機で、木浪がまたしても大仕事。右翼線ギリギリに運び、2点適時打。「前の打者の西さんが打ったので、自分も続こうと強い気持ちを持って打席へ入りました。なんとかヒットになってくれてよかったです」と振り返った。オープン戦安打数を「22」本まで伸ばすと、糸井は走者一掃の適時二塁打を放った。

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