「春季教育リーグ、阪神－中日」（９日、鳴尾浜球場）

　昨秋ドラフトで中日にドラフト１位された根尾昂内野手（大阪桐蔭）が６番・ＤＨで実戦デビューを果たした。２打席対戦した阪神先発のランディ・メッセンジャー投手が感想を語った。

　二回の第１打席は、２死走者なしの場面、カウント２ボール、２ストライクからの５球目、１４２キロのストレートで、空振り三振を奪った。五回の第２打席は、カウント３－１からの５球目が外角に外れ、四球となった。根尾は六回に打順がまわってきたタイミングで代打・石橋を出されて、交代した。

　メッセンジャーは「三振をとってフォアボールを出した。もっと戦ってみたかった。若い選手とやる時は刺激的だね」と注目ルーキーとの対戦を振り返った。

　開幕投手に内定しているメッセンジャーは、この日は５回を投げ４安打３三振１四球１失点とまずまずの結果。最速は１４４キロだった。