秋山20日にも実戦登板 完全復活へ次のステップ「精度を上げられるように」

 「阪神2軍春季キャンプ」(12日、安芸)

 昨年10月に右膝クリーニング手術を受け、完全復活を目指す秋山拓巳投手(27)が12日、シート打撃に登板した。順調な投球を披露した右腕について平田2軍監督は「次は実戦」と話し、早ければ20日・西武戦(東部)登板の可能性が出てきた。

 大きく振りかぶるダイナミックなフォームから秋山が力強い球を投げ込んだ。熊谷、俊介ら延べ9人に31球。3三振を奪った。「問題なく投げられたので、今の段階ではよかった」と安どした。

 指揮官は「左打者のインコースが狙ったところにいっていた。課題を持ってやっている」と評価。打者感覚や試合勘をつかむためにも、2月中の実戦登板を示唆した。

 開幕ローテ入りを視野に入れる秋山は「(開幕から)逆算して進んでいる。今日投げたことが次に生きてくる」とする。次のステップは実戦での登板。「やりたいことをやれたら。精度を上げられるように」。17年、12勝を挙げ勝ち頭だったあの勇姿を-。虎党の誰もが完全復活を待ち望む。

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