阪神球団社長、10年目・甲子園歴史館に貢献へ「タイガースも頑張っていきたい」

 阪神の揚塩健治球団社長(57)が18日、大阪市内のホテルで行われた「甲子園歴史館運営会議」に出席した。

 甲子園歴史館は2010年に開館し、今年で節目の10年目を迎える。この日は昨年の収支、活動報告などが主となったが、甲子園100回大会などもあった昨年は、過去最高の集客数を記録。これまでは開場初年度の15万人が最高だったが、18年度は16万6000人に達する見込みだという。

 また、昨年8月のお盆期間には、1日の集客数でも過去最高となる5600人が来場。通算入館者数も同年7月26日に100万人を突破するなど、記録的な年になったという。

 高校野球人気を表す数字となったが、一方でプロ野球開催期間に絞れば5%減。天候面や、阪神がセ・リーグの最下位に低迷したことが起因したとみられ、同社長は「ぜひ、今シーズンはプロ野球開催期間中も、来場者が増えるようにタイガースも頑張っていきたいと思います」と、決意を新たにした。

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