ドラ1近本に「ヤナセバット」用具提供の方針 相棒と共にプロの世界へ

 阪神からドラフト1位指名された近本光司外野手(24)=大阪ガス=に20日、大学、社会人と愛用してきた「ヤナセバット」が用具提供する方針であることが分かった。球団OBの新庄剛志氏(46)も日本ハム在籍時に同社のバットを使用。慣れ親しんだ相棒と共にプロの世界で勝負する。

 初めて手にしたのは大学1年の冬。「しっくりきた」と、何本か用意されたサンプルの中から1本を購入した。長さは84・5センチで、重さは約900グラム。バランスはヘッド寄りで、同社製の中では細めのバットを選んだ。

 大阪ガス入社時に何社か選択肢があったが、同社の製品を選んで社会人投手のボールに振り負けないようにと、長さを0・5センチ長くした。参考にしたモデルはなく、完全オーダーメードの「近本モデル」と言うべき逸品だ。

 現状、プロ入り後も形や重さは変更しない。春季キャンプ前には硬めのメープル素材から、柔らかめのアッシュなど複数の素材が用意される予定で、使いながらプロの投球に合ったものを見極めていく。

 「アマチュア選手にいいモノを」をモットーにしている「ヤナセバット」。現役のプロ野球選手で契約しているのはオリックス・福田のみ。虎のドラ1がプロでの活躍に欠かせない“溺愛バット”を引っ提げ、殴り込みをかける。

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