福原コーチ 虎投にイメトレのススメ 安芸でつかんだ手応え手放すな
阪神・福原忍投手コーチ(41)が19日、投手陣に向けて、“イメトレのススメ”を説いた。「オフの間、フォームを頭の中でイメージするだけでも違う」と説明。18日で打ち上げた安芸キャンプで取り組んできた投球フォームを固めさせることが狙いだ。
体に染みこみつつある感覚を確かなものにしてほしい。「(キャンプ期間時より)上のレベルを出すように、取り組んできたことを忘れないように」。“イメトレ”の重要性を福原コーチが強調した。
今キャンプを打ち上げる際には、選手たちへ1日24時間の中でフォームのことなどを考える時間を作るように指示した福原コーチ。ユニホームを着ない時期も野球のことを考えさせる習慣づけが大切になってくる。
つかんだ手応えは手放さない。福原コーチの指示に投手陣もやる気だ。来季は先発として期待されている望月は「イメージして、いいフォームで来シーズンに入っていけるように」と意欲。続けて「撮った映像を確認しながら過ごしたい」と口元を引き締める。
実戦から遠ざかるオフ期間だからこそ、時間を有意義に使っていく。理想のフォームを脳裏に描くことから体得していく。