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梅野セ界初!最下位から捕手GG賞 虎10年城島…生え抜き85年木戸以来

 阪神捕手として8年ぶりにゴールデングラブ賞を獲得し、左手を突き出す梅野(撮影・北村雅宏)
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 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が8日、発表され、セ・リーグ捕手部門で、阪神の梅野隆太郎捕手(27)が初めて選出された。チームの捕手では2010年の城島以来、虎生え抜きの捕手としては1985年の木戸以来の受賞。捕手で最下位チームからの受賞はセ・リーグ初となる。選手会長、捕手として悔しいシーズンを過ごした今季。猛虎の要は来季の逆襲へ、鋭いまなざしを向けた。

 初の勲章を手にしても、梅野の表情が緩むことはなかった。5年目となる今季は、キャリアハイとなる132試合に出場。121試合で先発出場したものの、チームは最下位という屈辱を味わった。捕手としての評価を与えられながらも、猛虎の要として責任を果たせなかった自戒の念は、消えていない。

 「チームとして、なかなか上に行けなかったところを踏まえると、シーズン的には悔しい」

 最下位チームからの捕手受賞は、セ・リーグ初。チームでは10年の城島以来、生え抜きでは74年の田淵、85年の木戸に次ぐ3人目となる。時代をプレイバックしなければならないことは、勲章の“値打ち”を物語っている。「いつかは絶対獲りたいと思っていた賞でもある。前半あんまり自分的に良くない中で、最後まで使ってもらったからこそ、こういう賞に導かれたと思うし、使ってもらった監督に感謝したい」と金本前監督への感謝を口にした。

 若手の台頭、能見や藤川といったベテランに加え、メッセンジャーやドリスら個性的な顔ぶれが並ぶ投手陣。その中で梅野が「シーズンを通してできた」と話したのが、若手へのコミュニケーションだ。「特に今年は若手(投手)の出場機会が増えた。こうした方がいいんじゃないかという問いかけは、してきたつもり」と、女房役に徹したシーズンを振り返った。

 同じ捕手出身の矢野監督も「すごく光栄なことやし、梅野はこれを自信にしてね。まだまだリュウ(梅野)も成長が必要やし。俺らも成長してほしいと思ってる」とさらなるレベルアップに期待を込めた。

 最下位からの巻き返しへ。「これだけ出させてもらってるので、そういう経験が自信に変わっていくと思うので。それが無駄にならないように。来年にとにかく生かしたい」と梅野。新体制でも正妻の座を勝ち取り、心の底から笑えるシーズンを目指していく。

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