上本 矢野新監督から速攻残留要請に感謝「直接話していただいたのはありがたい」

 国内移籍が可能なFA権を取得見込みの阪神・上本博紀内野手(32)が19日、就任直後に残留を要請された矢野新監督へ、感謝の気持ちを口にした。現在の心境を明かすことはなかったが、熱い思いは確かに受け取った。

 新指揮官の言葉を聞き、心境の変化はあったのか。鳴尾浜で上本が口を開いた。「今はリハビリをしっかりやることですね」と権利を行使するかなどについて具体的なことには言及しなかったが、「直接話していただいたのはありがたい」と感謝した。

 矢野新監督は監督就任要請の受諾から一夜明けた16日、鳴尾浜を訪れ、「上本だけはちょっと行こうと思って話をさせてもらった。チームにとってはすごく必要なタイプ。そういう話をした」と最優先で残留要請に動いた。もちろん上本は、その熱意はしっかりと受け止めた。

 不安は取り除かれつつある。5月に負傷し、手術を受けた左膝の経過は良好だ。この日は二塁の守備位置で軽めのノックを受けるなどした。上本は「自分としては全然、何でも動ける感じなんですけど、リハビリの計画もあるんで、抑えながらやっています」と順調な回復ぶりに手応えを示す。最善の決断を下すため、熟考を重ねていく。

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