メッセンジャー 日米通算100勝は持ち越しへ
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「阪神-巨人」(9日、甲子園球場)
先発した阪神・メッセンジャーは5回10安打4失点。五回、1死二、三塁で代打を送られ、2点のビハインドを許しての降板となった。これで日米通算100勝は、来季以降に持ち越しとなりそうだ。
試合は初回、阪神が坂本の失策から1点を先制した。だが、三回。1死満塁のピンチを招くと、岡本を見逃し三振に斬ったが、続く阿部に右翼線を破られ、逆転を許した。
さらに五回には、2死から阿部を四球で歩かせると、長野の右前打を挟んで陽に右翼越え三塁を浴び、2点を追加された。
シーズンはこの日を含めて残り3試合。助っ人は今季最終登板になる見込みだ。8月10日・DeNA戦で11勝目を挙げ、日米通算100勝に王手を掛けてから8戦連続で白星がない。チームも既に17年ぶりの最下位が確定。今季は4年連続5度目の開幕投手から、3年連続7度目の2桁勝利などフル回転したが、節目の記録には届かなかった。