金本監督、自力CS消滅も「やるだけです」 好機生かせず「勝負強さがもう少し欲しい」

 「広島4-3阪神」(3日、マツダスタジアム)

 あと一打が出ない。阪神は3連覇王者に意地を示したかったが、執念の継投も実らずにサヨナラ負けを食らった悪夢の結末だ。自力CSの可能性が消え、4日にもBクラスが確定する危機。金本監督は今季最後の広島戦でも、広島とのチーム力の差を見せ付けられた形だ。

 「あと1本、ずっとチャンスは作ってたんですけどね。勝負どころの1本、得点圏での(1本)ね、今年ずっと続いてますけど。勝負強さというものがもう少し、何て言うのかな、チームに欲しいですよね」

 初回に22イニングぶりに得点したものの、その後は再三の好機を生かせない。七回に押し出し四球で同点に追い付いたが、なおも続いた2死満塁で大山は三ゴロに。九回には2死一、三塁から福留は二ゴロに倒れ、延長十一回の1死一、二塁でも福留が二ゴロ併殺打に終わった。これでは勝てない。

 「選手は本当にやってくれてると思うし、今の戦力というか、戦うしかないですから。何とか今いるメンバーで意地を見せてほしいというか、全力で勝ちにいってますけど。やるだけですね」と金本監督。仮に4日のヤクルト戦に勝利しても、巨人が広島に勝てばCS進出は消滅する。とは言え、甲子園での戦いでもあり、とにかく勝つしかない。

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