【一問一答】12得点で連勝の阪神・金本監督「みんながハツラツとしてプレー」

6回、金本監督に迎えられる陽川(撮影・山口登)
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 「阪神12-3DeNA」(2日、甲子園球場)

 阪神が15安打12得点でDeNAに大勝し、5カードぶりの勝ち越しを決めた。2桁得点は8月4日・ヤクルト戦(京セラドーム)以来、今季8度目。甲子園球場では今季初となった。

 9月に入って連勝の金本監督の一問一答は以下の通り。

 (インタビューで)

 -12得点。素晴らしいゲームだった。

 「久しぶりと言いますか、ベテランも若手も、みんながハツラツとしてプレーしてくれて、それでこれだけ点を取ってくれて。スッキリとした試合でした」

 -俊介が活躍。三回のタイムリー三塁打が大きかった。

 「大きいと言いますか、あれで完全に主導権握れましたので、本当にいい働きをしてくれました」

 -陽川はあわや一発という当たりも。

 「彼らしさも出てましたしね。ツーストライク後からの粘りとか、盗塁も決めましたしね。もっと思い切りよく、豪快なスイングも見たいですけど」

 -青柳は?

 「最初は心配で心配でしょうがなかったんですけど。2イニングぐらい投げ終わった時にコントロールに不安がなかったので、これはひょっとすると、今日はやってくれるのかなと。そこからは期待ばかりでした」

 -次のチャンスは?

 「もちろんあります」

 -金曜日の雨のノーゲームから流れも変わった?

 「そういう風になればいいなと思ってたんですけどね。この2試合に関しては、いい流れが来てくれてるので」

 -次は6連勝中の広島と。

 「マツダで最近勝ってないので、何とか首位のチームを叩きたいですね」

 (囲みで)

 -5カードぶりの勝ち越し。

 「そんなに?4カードも勝ち越してなかったんだ」

 -毎回これぐらい打ってくれれば。

 「打ってくれればね(笑)不思議なもんで、あと1本、あと1本というのが続いた中で、こうやって点を取ってくれてね。みんなが良かったんじゃないですかね」

 -甲子園では今季初の2桁得点。

 「申し訳ないですね」

 -俊介の起用は今永との相性を見て?

 「片岡コーチの強引なご推薦がありましてね(笑)片岡に感謝というかよくぞ推してくれて。いろいろな小技とか守りとか、ヒットエンドランとかセーフティースクイズとか、そういうのをやってもらおうかなというので出したんですけど、片岡コーチの推しが功を奏しました」

 -青柳は先発陣が苦しいところで好投。

 「彼はコントロールの不安だけなんでね。球威が1年目のいい時に戻ってきたかな。去年の終わりぐらいと今年の春ぐらいは全然ボールがきてなかったけどね。何かを2軍でつかんだんでしょう」

 -3ランの後にスパッと代えた。

 「嫌な流れをパッと、というね。実は香田コーチは(六回頭から2番手に)『代えませんか』ということだったけど、おれが『まだいけるんじゃないですか』と。申し訳なかったですね」

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