阪神大敗で4位転落 ドラ1馬場3回KO…登板全投手が失点

 8回、投手交代を告げベンチへ戻る金本監督(撮影・田中太一)
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 「DeNA12-5阪神」(12日、横浜スタジアム)

 阪神がDeNAに大敗を喫し、連勝は3でストップ。今季3度目の同一カード3連勝を逃し、4位に転落した。プロ2度目の先発となったドラフト1位の馬場が、2回2/3を投げて7安打4失点で初黒星を喫した。

 試合は初回、2死一塁から糸井の14号2ランで先制した。だが、二回に同点に追い付かれると、三回にも2点を失って勝ち越しを許す。馬場は三回、2点を失い、なおも2死満塁のピンチで途中降板。3四死球と制球も定まらなかった。

 「追い込んでからの勝負球を決めきれず、粘り負けて打たれてしまいました。今永投手に四球を出してしまったことが一番の反省点です。初回から先制点を取ってもらった試合だったのに自分の役目を果たすことができませんでした」

 以降も岡本が五回に2点を失うと、岩崎は4失点。望月も2失点と、登板した全投手が失点した。2桁失点は今季10度目で、シーズン10度は2014年以来、4年ぶりとなった。

 打線は四回に福留が11号ソロ。八回には4本の安打を集中し、2点を返したが、反撃はここまでだった。ヤクルトが勝って、阪神は4位に転落した。

 14日からは関西に戻って、首位・広島との3連戦(京セラドーム)を迎える。ゲーム差は12・5。厳しい戦いは続くが、今季初の3カード連続勝ち越しを自信に、絶対王者に一矢報いたいところだ。

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