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才木もったいない…また3ラン被弾 二回以降は0封

 1回、阿部(左奥)に3ランを浴びる才木(撮影・田中太一)
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 「巨人3-1阪神」(8日、東京ドーム)

 終わってみれば、あの1球が勝敗を分けた。痛恨の決勝3ラン被弾。阪神・才木浩人投手がまたしても立ち上がりを、2死からを攻められた。「初回に点を取られて、それで負けてしまった」。試合後に絞り出した言葉はか細く、チームの敗戦を19歳の若き右腕が背負った。

 マウンド上から静かに見つめた。ただ、ただぼうぜんと。初回だ。簡単に2死を奪うと、マギーに外角の直球を中前へはじき返された。続く岡本には初球を捉えられ、左中間への二塁打に。2死二、三塁で対峙(たいじ)したのは、5番・阿部だった。その5球目。フルスイングではじき返され、スタンド中段へと運ばれた。先制の3ラン被弾に「インコース構えて、逆球の甘いので。同じミスだね」とは金本監督。前回、1日の中日戦のときと同じ光景に反省を促した。

 ただ忘れてはいけないのが、二回以降の投球だ。三者凡退に抑えたのは二回、六回のみにもかかわらず、無失点。単打と四球で走者こそ背負ったが、ホームへの生還だけは許さなかった。だからこそ香田投手コーチも唇をかんだ。「毎回同じような失点のパターン。いいボールを投げているだけにもったいないですね」。降板後はベンチで“反省会”。成長中の中で同じ過ちを繰り返さない。それはもちろん簡単ではない。だが期待しているからこそ、厳しい言葉も投げかけたという。

 先発投手陣は苦しい時期を迎えており、10試合連続で6回以上投げきれている投手はいなかった。そんな状況下で、才木は6回3失点。11試合ぶりのクオリティー・スタートで、試合は壊さなかった。「2回以降、粘れたのはプラス。あとは初回にどれだけ投げることができるか」。気持ちを切り替え、前を向く。次こそは勝利を。改善点が明らかなだけに、うつむいている時間はない。

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