糸原、適時二塁打で2戦連続打点

 「阪神-中日」(3日、甲子園球場)

 阪神の糸原健斗内野手(25)が四回、適時二塁打を放った。

 2死走者なしから、まずは8番・梅野が左翼・アルモンテの頭を越す二塁打を放ちチャンスメーク。さらには続くメッセンジャーも四球を選び、好機で上位打線へと打順を回した。

 この場面で打席に向かうのは、1番・糸原。4割超えの出塁率を誇り、猛虎を引っ張るリードオフマンだ。2球で追い込まれるが、その後ボールをきっちり見極める。そして迎えた5球目。129キロのチェンジアップをコンパクトに振り抜くと、打球は左翼線ギリギリのフェアゾーンに落ちた。二走・梅野は一気にホームへ生還。三塁へと進んだ先発・メッセンジャーも二塁上の糸原へ拍手を送った。

 糸原は2試合連続の打点をマーク。シーズン途中から「1番」に座る、2年目の若虎だ。1番としては20試合に出場し、75打数24安打。打率・320と抜群の安定感を誇っている(この試合は含めない)。

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