阪神、今季最多16得点の猛攻で4位浮上 藤浪が2勝目

阪神・福留孝介を迎える阪神・金本知憲監督=横浜スタジアム(撮影・田中太一)
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 「DeNA6-16阪神」(27日、横浜スタジアム)

 阪神は今季最多17安打&16得点の猛攻で、4位に浮上した。先発の藤浪が5回5失点ながら、打線の援護に恵まれて2勝目を飾った。

 初回、DeNAの先発・飯塚の制球が定まらず、3四球で1死満塁を作った。ここで打席に陽川。前夜2安打4打点の若虎が、左中間を破る2点適時二塁打を放ち先制した。さらに2死満塁から梅野が押し出しを選び、この回3得点。大きなリードを奪った。

 阪神の先発は前回15日の楽天戦で、407日ぶりの勝利を挙げた藤浪。三回だった。1死から4連打で2点を失うと、続く宮崎に3ランを浴びて5失点。瞬く間に逆転を許したが、続く四回に嶺井の失策にも助けられ、無死一、二塁を作ると、福留がバックスクリーンに再逆転となる、7号3ランを運んだ。

 続く1点リードの五回。藤浪は先頭のソトに右前打を浴びると、連続四球で無死満塁。絶体絶命のピンチを迎えた。だが、ここで踏ん張りを見せ、中川大を投ゴロ併殺に斬ると、続く大和を遊ゴロに抑えて無失点。苦しみながら、粘りの投球でリードを守った。

 5回8安打5失点。「調子自体も良かっただけに反省点の多い投球になってしまいました。投球が淡泊になってしまいヒットもたくさん打たれてしまいましたが、それ以上にたくさん点を取ってくれて守ってくれた野手の方々に感謝しかありません」と振り返った。六回以降はベテランの能見、藤川が3者凡退に抑え、試合を落ち着かせた。

 八回には1死一、二塁から、陽川が中堅フェンス直撃の適時二塁打。鳥谷の二ゴロで2点を追加した。陽川はプロ初の4安打猛打賞。2塁打3本、3打点の活躍で、プロ初の盗塁を記録するなど、2夜連続の大暴れとなった。九回には糸原、福留、鳥谷の適時二塁打、梅野の3号2ランなどで7点を追加し、ダメ押し。糸原も今季2度目の4安打。チームは17安打16得点で打ち勝った。

 28日は3連勝を狙って、岩田が今季初先発に挑む。

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