福留、11打席ぶりの安打は同点6号ソロ「本塁打はたまたま」

4回阪神無死、広島・岡田明丈(手前)から同点のソロを放つ阪神・福留孝介=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-広島」(24日、甲子園球場)

 阪神の福留孝介外野手(41)が四回、同点に追いつく第6号ソロ本塁打を放った。

 0-1で迎えた四回。ここまで広島・先発岡田の前に、鳥谷の放った投手強襲の内野安打の1本に抑え込まれていた猛虎打線。キャプテンの一撃が、そのムードを一変させた。

 この回先頭打者で迎えた第2打席。高めに浮いたチェンジアップ、その初球を逃さなかった。フルスイングで捉えると打球は、右翼ポールを直撃。大歓声に導かれる同点弾となった。

 「先頭だったので、塁に出ることだけを考えていました。本塁打はたまたまです」とコメントした。

 福留の本塁打は、14日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来。23日の同戦は休養日に当てられたが、それまで2戦連続快音は響いていなかった。11打席ぶりにともした「H」ランプが、試合を振り出しに戻す一発となった。

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