糸井が逆転満塁9号 プロ15年目、1329試合目で自身初のグランドスラム

6回、満塁本塁打を放つ阪神・糸井嘉男=メットライフ(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、西武-阪神」(2日、メットライフドーム)

 阪神が2点を追う六回、糸原の右前適時打、糸井の満塁弾で一気に5点を奪って逆転した。

 2死一、二塁で迎えた第4打席。初回に右越え二塁打、三回に左前打、五回に左中間を破る二塁打と、ここまで3安打の糸原に対し、西武は左腕・野田にスイッチ。だが、1ボール2ストライクから4球目、真ん中低めのスライダーを狙った。一、二塁間を破る右前適時打で1点差に迫ると、福留は四球を選んで2死満塁。4番に打席が回った。

 初球、真ん中高めに浮いたスライダーをフルスイングした。高々と舞った打球はそのまま右中間フェンスを越えた。25日の巨人戦(甲子園)以来、7試合ぶりの9号。チーム通算24本目にして、満塁弾は今季初となった。

 また、糸井の満塁アーチはプロ15年、1329試合目の出場で初。七回には左犠飛でダメ押し点を奪い、6打点で自己最多を更新した。「打ったのはスライダー。なんとしても試合を引っ繰り返すという強い気持ちで打ち ました」。初回にも右前適時打で先制点を奪っている。4連敗に沈むチームが、4番のバットで試合を引っ繰り返した。

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