藤浪が2軍降格後初先発で7回無失点 課題の制球も安定
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「ウエスタン、オリックス-阪神」(8日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
阪神の藤浪晋太郎投手(24)が、2軍降格後初実戦初先発。7回無失点と好投した。
スタメン野手9人のうち、左打者を8人並べてきたオリックス打線に対し、力みのないフォームから1球1球丁寧に、直球と変化球を織り交ぜてピッチングを組み立てた。初回1死から、味方の失策で走者を背負ったが、セットポジションになっても落ち着いたピッチングで立ち上がりを無失点。安打を浴びても連打を許さず、7回102球、被安打5。課題であった制球面だが、四球は2つにとどめ、奪った三振は9つを数えるなど、終始危なげない投球で無失点でマウンドを降りた。