上本、長期離脱も…左膝負傷交代、6日に出場登録抹消 江越が昇格へ

 1回、二盗を決めたものの、痛がる上本
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 「阪神7-2中日」(5日、甲子園球場)

 阪神・上本博紀内野手(31)が5日、「1番・二塁」でスタメン出場した中日戦(甲子園)で負傷交代し、尼崎市内の病院で検査を受けた。負傷箇所は「左足」とだけ発表されたが、左膝を痛めたと見られ、6日に登録を抹消される。金本監督は試合終了直後に「歩けてないから無理でしょう…難しいんじゃないかな」と話し、長期離脱の可能性もある。

 アクシデントは初回だ。上本は四球で出塁し、続く植田の3球目で二盗を試みた。左足から滑り込んで成功したが、そのまま倒れ込み、苦悶の表情を浮かべて起き上がれない。トレーナーらが駆け寄り、担架に乗せられてベンチ裏に下がった。

 その後、ユニホームを着たまま左足の太ももから膝付近にタオルを巻き、車いすに乗せられた状態で無言でクラブハウスに戻ると、試合中に病院へ。3戦連続猛打賞中で、5月に入って12打数9安打という好調の打撃に加え、足もチームの武器となっていただけに痛い離脱となる。

 金本監督も「せっかく最近足が使え始めたんで。心配ですし、ちょっと痛いですね」と嘆いた。代わって江越が昇格するもようだ。

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