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藤浪光投!復活見えてきた7回1失点 ダメなら2軍降格の土壇場で手応え

 6回、川端を併殺に仕留め、雄たけびを上げる藤浪
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 「阪神2-3ヤクルト」(13日、甲子園球場)

 確実に光は差した。阪神・藤浪晋太郎投手(24)が7回6安打1失点。昨年5月4日のヤクルト戦以来となる344日ぶりの白星はならなかったが、内容次第では2軍降格もあった中で、次回登板に希望を抱かせる96球。24歳初登板でみせた復活への確かな兆し。次こそ、勝つ-。

 ベンチで声を張り上げて手を叩き、マウンドでは雄たけびを上げた。1球、1プレーに感情を込めた3時間12分。接戦を落とした敗戦だが、長いトンネルの先に出口があった。藤浪が7回を6安打1失点。結果次第で2軍降格もあった崖っぷちのマウンドで、光を見つけた。

 「(首脳陣から)これでダメなら2軍と言われていたので。そこの覚悟は持っていました」。試合後、藤浪はこの一戦に懸けた思いを明かした。3月31日の巨人戦で5回0/3を4失点。前回6日の中日戦は4回2/3を4安打2失点だった。突如、乱れる悪癖が顔を出す投球内容。「開き直って」3度目の正直に懸けた。

 初回は無失点に抑えたが、二回だ。先頭の川端に中前打、西浦に左前打を浴びて一、二塁。続く坂口には高めに浮いた初球を狙われ、右前適時打で1点を失った。中村には四球を与え、なおも無死満塁のピンチ。それでも、ここから粘った。マウンド後方で弓を引くようにして、体に染み込ませた動きを反復。冷静さを取り戻した。

 「どうしてもストライクが欲しくなると、突っ込みがちになってしまう。それを防ぐための意識付けです。序盤ですし、何とか粘りたかった。打たれたら仕方ないと思って、思い切って投げました」

 続くブキャナンを投ゴロ併殺に仕留めると、山田は外に落ちるスライダーで空振り三振に。直球狙いのヤクルト打線に対して三回以降は、変化球主体に切り替えて凡打の山を築いた。

 「ガラリと変わりました」。球を受けた梅野が変化を証明する。金本監督は一定の評価を与えた上で「次の方が大事。果たして今日の姿が本当なのかどうか」と継続した結果と内容を求める。

 六回、1死一、三塁で川端を遊ゴロ併殺に打ち取ると、激しくガッツポーズ。勝利を求め、感情をムキ出しにした。前日12日が誕生日。24歳初登板で変化を見せた。「続けないと意味がない。もう少し先頭を切るとか、チームに流れを持ってくるようにしたい」と藤浪。求めるのは勝利に導く投球。96球の手応えを信じて、次なる戦いに向かう。

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