藤浪、337日ぶり白星つかず…五回にリクエスト失敗起点に押し出し四球

5回、降板を告げられ、マウンドを降りる阪神・藤浪晋太郎(左から2人目)=京セラドーム大阪(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-中日」(6日、京セラドーム大阪)

 先発の阪神・藤浪が五回途中で降板した。勝利投手の権利を目前にしながら、痛恨の押し出し四球を与え同点を許した。

 「抑えたいという気持ちが力みに変わってしまい、思うような投球ができずに悔しいです」

 五回、先頭の高橋の打球は二塁右へ。二塁の上本が捕球し、ジャンピングスローで一塁へ送球。微妙なタイミングはセーフとなった。金本監督がすぐにリクエストしてリプレー検証へ。しかし、判定は覆ることなく無死一塁から再開。1死から松井雅に中前へ運ばれ一、三塁とピンチを拡大。その後2死満塁とし、2番の京田にストレートの四球を与え、同点とされたところでマウンドを降りた。

 藤浪は4回2/3、4安打3四球2失点。昨年5月4日以来、337日ぶりの勝ち星は目の前に来ていたが、またしても取り逃す結果となった。

 2死満塁から登板した石崎はアルモンテを空振りの三振に仕留めピンチをしのいだ。

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