メッセンジャーが14日ぶりブルペン 全球種で51球

キャッチボールをするメッセンジャー=甲子園(撮影・持木克友)
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 開幕投手に内定している阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が4日、14日ぶりにブルペン投球を再開した。

 先月26日に、右肩のコンディション不良を訴え、ノースロー調整を余儀なくされていた。それでも同28日にキャッチボールを再開するなど徐々に状態は回復方向へ。ついにこの日はブルペン投球を行えるまでになった。

 前日3日に「傾斜を使った確認作業」と話していた金村投手コーチの言葉とは大違い。変化球を含めた全球種を投げ込み51球を投げ込んだ。練習後には「マウンドに久しぶりに戻れて、本当にいい気分ですね。本当の実際のマウンドに戻るのが待ちきれないです。もう何も心配することはない」とうなずいた。

 見守った金村投手コーチも驚きを隠せなかった。「傾斜の確認とか様子見程度かなと思っていたんですけど、試合いけるくらいのね。本当に一安心」。体のハリなどを含めた5日の状態に問題がなければ、9日の中日戦(甲子園)で実戦復帰する可能性も出てきた。

 一抹の不安が残った今季の春季キャンプ。それでも4年連続5度目の開幕登板へ。練習を終えた右腕は、万全だと言わんばかりの充実した表情を見せた。

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