鳴尾浜「新ウエートルーム」お披露目 壁紙にG戦写真、監督要望器具も新調
改修工事が完了した阪神・鳴尾浜球場のウエートルームなどの内覧会が1日、開催された。
これまでのトレーニング室はプレハブ式ながらさまざまな器具が置かれ、十分に体を鍛えることができていた。だが、シーズン中は最大で40人以上の選手が利用することで手狭と判断。これまでより100平方メートル広い220平方メートルへの改修作業が行われていた。
室内は黒と黄色を基調とした内装。壁紙には甲子園での巨人戦の写真が貼られ、四藤前球団社長の要望で「日々鍛錬」と記された。球団関係者は「ここで体を鍛えて甲子園(1軍)を目指すという意味を込めて」と説明した。
器具も新調。金本監督の要望で可動域拡大やストレッチ効果のある「ストレッチライン」を3台導入。また、スクワットなど多競技のトレーニングもできる「パワーラック」も加わった。新たな施設が若虎のレベルアップを後押しする。