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メッセンジャーに異変 右肩コンディション不良でノースロー…次回登板白紙

 「阪神春季キャンプ」(26日、宜野座)

 開幕投手に内定している阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が26日、ノースロー調整に終始した。右肩のコンディション不良とみられ、21日の韓国・KIAとの練習試合に登板以降は、軽いキャッチボールを行う程度だった。今後については様子を見ながらになるが、現時点で次回登板は白紙の状態。4年連続5度目の大役に向けて、調整に不安を残す形となった。

 軽傷だと強調するように笑みを浮かべ、冗談を飛ばした。4年連続5度目の開幕登板が約1カ月後に迫る中でのノースロー調整。メッセンジャーは努めて明るく振る舞っていた。右肩のコンディション不良。シーズンに向けた調整に一抹の不安も残る。香田投手コーチが明かす。

 「精力的に動いてきてくれた中で、少し疲れが出たようでね。一応、大事を取ってノースローにしています。無理はさせたくない」

 この日、キャッチボールは行わず、投内連係は下手投げで送球した。21日の韓国・KIAとの練習試合では、先発で1回を1安打無失点。変化球も投げたが、150キロ超を誇る球速は140キロ台前半にとどまっていた。その後は一度もブルペンに入ることなく、前日25日も15メートル前後のキャッチボールで終わっている。

 キャンプイン直前に金本監督から「開幕、頼むな」と、3月30日の巨人戦先発を告げられた。指揮官はエースの状態について「心配ない?ないと思うけど」と説明。ただ、調整にズレが生じたのは確かだ。香田コーチは現時点の登板白紙を認めた上で「1回遅れくらいで行けたら問題ない」と続けた。

 昨年は3月11日の西武戦がオープン戦初登板だったが、来日2年目の11年から6年続けて、3月5日前後にはマウンドに上がっていた。いずれも3、4度の実戦登板を経てシーズンインしているだけに、これ以上の遅れが生じると大役に黄信号がともる可能性も否定できない。だが、現時点で右腕に悲観する様子はない。

 「今はまだ無理をする時期じゃないから。思い切って投げる必要もないしね。シーズン途中で左投げに転向してみようかな」

 左投げのジェスチャーをしながら、笑顔でバスに乗り込んだ。27日もノースローの予定で、当日の状態次第でキャンプ最終日のメニューを決める。「いずれにせよ、様子を見ながらね。一回、体はできているから、そんなに時間もかからないと思う」と香田コーチ。チームの命運を左右するエースの状態。慎重に慎重を重ね、投球再開時期を見極める。

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