福留 痛烈ライナー 好捕されるも上々の初実戦 指揮官「去年より振れている」

 1回、一塁へ痛烈な当たりを放つ福留
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 「オープン戦、中日(降雨ノーゲーム)阪神」(25日、北谷公園野球場)

 阪神の福留孝介外野手(40)がスタメン「3番・DH」で、今年初めて実戦出場した。

 初回2死で迎えた第1打席。新外国人左腕の先発・ガルシアに対し、フルカウントから145キロ直球をファウルすると、続く7球目、147キロ真っすぐを引っ張った。

 完全に捉えた当たりだったが…。一塁・ビシエドの好守で、結果は一直。安打にはならなかったものの、鋭いスイングで存在感を示した。

 金本監督は「初ものの左で難しかったと思うけど、芯で捉えたから。去年(の今の時期)より振れていると思うよ」と目尻を下げた。昨年の実戦初出場が3月12日のオープン戦だったことを考えれば、早い段階での出場は順調な調整ぶりの証しと言える。

 試合後、「雨ー!」と言いながら足早にバスに乗り込んだ福留は、中日に新加入した松坂と談笑する場面も。たった1打席に見えた確かな手応え。今季も頼れる背番号8が、猛虎打線をけん引していく。

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