「阪神春季キャンプ」（１７日、宜野座）

　新助っ人、ウィリン・ロサリオ内野手（２８）＝前韓国・ハンファ＝が、またも規格外の場外アーチ（推定１５０メートル）を描いた。今キャンプ２度目の衝撃。けが人がいなかったことが、不幸中の幸いだった。

　３塁側のケージに入りフリー打撃を行うロサリオの打球は、球場入り口にある「めんそーれ　宜野座」のアーチめがけて一直線で飛んでいった。打球は、近くのカラーコーンを直撃。その時間帯には、サイン会に並ぶ人だかりができていたが、けが人はなし。誘導を行う警備員も「（私の）日頃の行いがいいんでしょうね」と笑顔で胸をなで下ろしていた。