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桑原463%増は異例“監督推薦”査定…金本監督「出してやってくれ」

 契約更改交渉へ向かう桑原(撮影・山口登)
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 阪神・桑原謙太朗投手(32)が7日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、球団史上最高の463%アップとなる3700万増の4500万円でサインした。今季の活躍を高く評価した金本知憲監督(49)の要望もあっての大幅昇給。最優秀中継ぎのタイトルを獲得した右腕が、指揮官の期待も胸に来季もフル回転でチームに貢献していく。

 納得してハンコを押した。桑原の声も弾んだ。「思っていた以上に評価していただけました」。今季の活躍を思えば、誰も異論は唱えない。3700万アップの4500万円で更改。463%という昇給率は球団史上最高のものだ。

 「(球団から)『よくやってくれた』と。今年の成績に負けないように来年もしっかりやっていきたいです」

 今季2位となったチームにあって、桑原の貢献度は計り知れない。勝利の方程式の一角として獅子奮迅の働きを見せ、マテオと並ぶ43ホールドポイント。自身初タイトルの最優秀中継ぎを受賞した。今季の働きを金本監督は高く評価。今回の昇給も指揮官の思いに沿ったもので、谷本球団本部長はこう明かした。

 「元々が低いので、夢のような上がり方かもしれないですが。監督からも『桑原には出してやってくれ』という監督推薦があったので。(桑原には)監督からも強い申し入れがあったので、考慮して熟考した額だというふうに」

 シーズン終了後、金本監督から要望を聞いて査定にも反映されたが、極めて珍しいこと。谷本球団本部長は指揮官の思いを「自分が見いだした選手に助けてもらったという感覚が強かったと思いますけどね」と代弁。金本監督の評価や信頼は、桑原にとって来季へのモチベーションとなる。

 「(防御率0点台は)なかなか難しいことだと思いますし、それに(向けて)頑張って成績を残せるようにやっていきたい」

 シーズン途中まで防御率0点台をキープしたように、来季も防御率にこだわる。セ・リーグ5球団との対戦防御率では、巨人に対して4・05と分が悪い。「巨人が一番打たれたなというイメージはあるので、その辺はしっかり対策とかはしていきたい」。新たにフォーク系のボールの習得にも励む考えで、新球が「G倒」の切り札になる。

 「(今年は)一言で、大変だったなと。しっかりと来年に向けて準備をしていきたいなと」。自ら切り開いた最高の1年。もちろん、ここで終わりじゃない。桑原の夢はまだ続く。

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