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鳥谷、宣戦布告「大和に負けない」 さらば戦友よ!流出痛手も叩きつぶすDe

 契約更改の交渉へ向かう鳥谷(撮影・飯室逸平)
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 阪神の鳥谷敬内野手(36)が5日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の4億円でサインした。昨季の不振から見事復活を果たし、通算2000安打を達成。また、コンバート初年度に三塁でゴールデングラブを獲得するなど、存在感を示した。FA移籍した大和へエールを送りつつも「逆に大和が移ったチームに負けない」と優勝を目指し、“打倒DeNA”を誓った。

 昨日の友は、今日の敵だ。12年間同じチームで戦ってきた大和が、DeNAにFA移籍する道を選択した。抜けた穴が大きいことは、戦友だった鳥谷が最も分かっている。だからこそ改めて2005年以来、13年ぶりのリーグ優勝への思いを語った。

 1点を防ぐビッグプレーを幾度も生み出してきた。14年にはゴールデングラブを、遊撃手と外野手部門で同時受賞。鳥谷と大和で虎のセンターラインを守った時期があった。

 鳥谷が「本当にどのポジションを守ってもトップクラスですし、チームとしてはものすごく痛いですけど」と話す大和だが、来季からはリーグ優勝を目指す上での、敵という立場に変わる。「逆に大和が移ったチームに負けないぞ、という気持ちでやっていかないといけない」と表情を引き締めた。

 慣れ親しんだ遊撃から、三塁へコンバートされて挑んだ今季の鳥谷だったが、堅実な守備でチームを鼓舞。通算5度目で遊撃以外では初となるゴールデングラブ賞を獲得するなど「三塁・鳥谷」の存在感が光った。

 ベテランの発する言葉一つ一つに重さが宿る。「クライマックス(CS)の敗戦もありますし、最終的にはすごく課題の残る1年だった」。今季も全143試合に出場し、連続試合出場記録を「1895」まで伸ばした。規定打席到達者の中ではチームトップの打率・293。9月8日・DeNA戦では通算2000安打を達成し、名球会入りを果たした。それでも届かなかったリーグ優勝に、悔しさが残った。

 「何歳までもできるわけじゃないですし、終わりが近づいていっているのは自分でも分かりますし、自分がグラウンドに立っている状態で優勝したいというのはありますね」

 挑戦の連続だったプロ14年目のシーズンを走り抜いた。ただ、慢心はない。「サードが自分のポジションだという認識もないですし、本当にもう1回チャレンジするつもりで準備していかないといけない」。リーグ連覇を許した広島だけでない。CSファーストSで不覚を取り、来季から大和が加入するDeNAにも雪辱しなければならない。優勝という目標へ、また新たな挑戦が待っている。

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