見えた!球団史上初年間売り上げ200億円超え 7年ぶり観客動員300万人突破

 株式会社阪神タイガースの平成29年度の売上高が、初めての200億円突破となる見込みであることが29日、分かった。昨年の4位から2位となり、CSも戦った金本阪神2年目の躍進と共に、過去最高の売り上げを更新。球団関係者は、こう明かした。

 「あくまでも見込みの話ですよ。野村(元監督)さんの時に100億円を突破して、苦節何年ですかね」

 突破の大きな要因となったのは、チケット収入とみられている。昨年は4位に終わったものの、年間予約席が落ちることなく、7年ぶりに観客動員が300万人を突破。さらに京セラドーム開催のゲームもほぼ満員だったことに加え、CSを3試合、開催できたこともプラスとなった。

 また、グッズ面の収入も大きかったもようだ。阪神ではレプリカユニホームを、人気選手に限ることなく、ほとんどの選手のタイプのものを作るようになった。これも売り上げに大きく影響しているとみられる。

 ユニホームに関しては、前出の球団関係者は「(来年は)もちろんルーキーも含めてそうなると思います」と話し、新人選手と育成選手も含めた全選手のレプリカユニホームを作る方向だ。実際、他球団を含めて極めて異例とも言えることであるものの、これがさらなる売り上げ増進につながる可能性もある。

 来年3月の年度末が締めになるため、まだあくまで見込みということ。それでも、金本阪神のチームの成長と共に人気面の高さも感じさせる数字となる。

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