秋季キャンプを打ち上げ 梅野副選手会長が手締め「来季は日本一」誓う

秋季キャンプが終了し、あいさつする阪神・梅野隆太郎(円陣中央)=安芸市営球場(撮影・北村雅宏)
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 「阪神秋季キャンプ」(19日、安芸)

 阪神が18日間に及んだ高知・安芸市での秋季キャンプを打ち上げた。通常通り野手は早出特打から始まり、シートノック、打撃練習などのメニューを消化。最後に内野で円陣を組み、輪の中心に立った副選手会長・梅野の手締めで終えた。

 「安芸市の皆さん、このキャンプを支えてくださった裏方の皆さん、遠方から応援に来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。来年はこのメンバーから1人でも多く、1軍のキャンプに行き、戦力として活躍できるように頑張っていきたいと思います」

 秋季キャンプで野手は18日に室内で12カ所、3時間近くに及ぶ打ちっ放しの特打を敢行するなど、バットを振って、振って、振りまくった。投手では金本監督が小野や、才木といった若手を高評価。藤浪、岩貞ら来季の復活を期す主力投手も黙々と汗を流した。

 最後に梅野が「今年は2位という結果に終わりましたが、来季のリーグ優勝、日本一を目指して頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と声を張り上げると、詰め掛けた多くのファンから拍手がわき起こった。目指すのは来季13年ぶりのリーグ優勝、そして33年ぶりの日本一。広島の3連覇を阻止する戦いに備える。実りの秋を経て、冬を越え、2018年シーズンに向かう。

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