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ドラ1・馬場、藤浪と競争熱望 「ピッチャーとして学びたい」

葛西スカウト(左)から帽子をかぶらせてもらい、笑顔を見せる 
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 阪神からドラフト1位指名を受けた馬場皐輔投手(22)=仙台大=が9日、仙台市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約した。チームで会話してみたい選手に藤浪晋太郎投手(23)の名前を挙げ、良きライバルとして競争していく覚悟を示した。

 馬場の口から真っ先に飛び出したのは、1年目からプロの世界で結果を残してきた右腕の名前だった。「藤浪投手とは話してみたいですね。野球のことだったりとか、投球のことについて聞いてみたい」。1学年上の先輩に、“ド直球”のラブコールを送った。

 今季は不振に陥った藤浪だが、同世代としては憧れの存在だ。「年齢が近いっていうのもありますし、ずっと活躍されている人なんで。同じチーム、同じピッチャーとして学びたいこともある」。具体的に学びたい内容こそ明かさなかったが、プロの先輩を質問攻めにし、一刻も早くプロの世界になじむつもりだ。

 もちろん憧れの存在ではあると同時に、チーム内のライバルでもある。同じ投手として、生きる場所を争っていく立場。馬場は「厳しい世界ですし、甘くないと思うので」と表情を引き締める。目の色を変えて復調を目指す藤浪との競争にも「それなりの覚悟と気持ちをもっていかないといけない」と強い決意をにじませた。

 若虎たちのサバイバルはチーム力向上につながり、その先には「悲願」が待っている。「阪神タイガースさんというチームに入った以上、優勝に貢献しないといけないと思っています。早くチームに入って、一選手として勝ちに貢献したい」。馬場の言葉に、一層の熱がこもった。

 大切な故郷の思いも背負って戦う。東日本大震災に今も苦しむ東北の人たち。「地元の方々にも応援していただきたい。そういう気持ちを持って」。来年は6月に楽天との交流戦が仙台で行われる予定だが、「そこで投げられたらいいかなと思いますし、それには練習しないといけない」と凱旋登板の実現にも意欲を見せた。

 金本監督は来春の沖縄キャンプに、今年ドラフト指名した上位5選手を参加させる可能性を示唆している。馬場は「しっかり準備して、いいスタートが切れるよう頑張っていきたい」と力を込めた。激しい競争、厳しい勝負の世界に身を投じるが、剛腕はすでに腹を決めている。

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