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メッセンジャー、将の信頼絶大“病み上がり”でも異例フル回転

 室内練習場でキャッチボールするメッセンジャー(撮影・飯室逸平)
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 右足腓骨(ひこつ)骨折から復活を目指す阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が、10日の中日戦に先発することが6日、決まった。この日の同戦が雨天中止で延期。10日に登板すれば14日のCSファーストS・DeNA戦(甲子園)まで中3日となるが、エースは問題ないことを強調した。

 シーズンの最初と最後はエースで締める。この日、先発予定だった中日戦が雨天延期。午後4時15分の決定後、メッセンジャーはブルペンに入った。香田、金村両投手コーチらが見守る中、フォームを確認しながら投球。金本監督は「(代替試合となる)10日に投げさせる」と明言した。

 調整面だけを考えれば、異例の措置とも言える。8月10日の巨人戦で右足腓骨骨折。絶望と思われた中、手術と懸命のリハビリを経て実戦復帰を果たした。14日のCSファーストS・DeNA戦の登板が確実。10日に投げれば中3日になるが助っ人は、「モンダイナイ」と日本語で気持ちを表した。

 今季ここまで21試合の登板で11勝5敗、防御率2・46。139回を投げた。7年連続の規定投球回到達まであと4イニング。9日のみやざきフェニックス・リーグの巨人戦で投げる選択肢もあるが、シーズンでの登板を優先させた。香田投手コーチも「大きくは変わりません」とした。メッセンジャーも配慮に感謝する。

 「次の試合でいくつもりだよ。実は昨日、監督とも話をして、雨で中止になっても10日に投げさせてもらえると言われた。ありがたいよ。頑張りたいね」

 3年連続の開幕投手で、チーム不変のエース。献身的な姿は誰もが認めている。中3日となるCS初戦を考えれば、勝敗問わず4イニングでの降板が濃厚。CS期間は予告先発がない。早期降板は必然的に登板日を示唆することになるが、指揮官は「バレるんちゃう?」と意に介さない。

 「隠しても相手のメンバーは替わらないやろう?右でも左でも。そういうチームに隠しても、しょうがないと思うしね」。それだけ絶対的な存在で、絶大な信頼を寄せている。10日の1軍復帰戦から、中3日でDeNA封じへ。帰ってきたエースのフル回転で、逆転日本一に弾みを付ける。

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