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狩野引退試合、最後は捕手で17年を締めくくる 大声援、徹夜組の大フィーバー

 9回、阪神・安藤とバッテリーを組み笑顔を見せる狩野
 ナインから胴上げされる阪神・狩野
阪神・掛布雅之2軍監督から花束を贈られ笑顔を見せる阪神・狩野恵輔(右)=甲子園(撮影・山口登)
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 「ウエスタン、阪神-広島」(27日、甲子園球場)

 今シーズン限りでの現役引退を発表している狩野恵輔外野手(34)の引退試合は試合前から、約1000人が詰めかけた。背番号99の最後の姿を見ようと、徹夜組も出るなど異常事態に。先発発表で「4番、指名打者・狩野」とアナウンスされた際には、大観衆からの大きな、温かい歓声が送られた。

 この日は二回に二ゴロ、四回に空振り三振に倒れるなど、快音なし。それでも巻き起こる大きな拍手。五回には、陽川の適時打で逆転に成功すると、なおも2死一、二塁のチャンスの場面で狩野に第3打席が回った。2ボールからの3球目、145キロの直球を打ち上げ二飛に倒れるも、温かい声援を受け笑顔を見せていた。

 八回にはガチンコ勝負が実現した。同じく引退を表明している広島の江草仁貴投手(37)がマウンドへ。かつての虎戦士で、狩野とはバッテリーを組んだことのある間柄だ。その4球目を捉え、左翼線への二塁打を放った。両者に送られた大きな拍手で包まれる中、かつての盟友、狩野と江草は握手を交わした。

 迎えた9回2死。マウンドには5番手の安藤、そしてマスクをかぶるのは狩野だ。最後の一人を前に、2009年開幕バッテリーを務めた2人が、よみがえった。そして、広島の堂林を空振り三振に打ち取った。

 最後の花道に選んだ「捕手」のポジションで、プロ17年間の最後を迎えた。最後は笑顔でファンの声援に応えた大フィナーレ。虎党の大声援を受けながら、大好きな甲子園でのラストプレーを終えた。

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