金本監督、ラストスパート宣言 リリーフ陣総動員や

 阪神の金本知憲監督(49)が21日、都内の選手宿舎で取材に応じ、残り34試合でラストスパートをかけていく方針を明かした。対象となるのは主にリリーフ陣で、これまで厳密に定めてきた投球数などのリミッターを解除していく見通し。広島との差は8・5ゲームのままだが「戦っていく姿勢を見せないといけない」。たとえ優勝の可能性は厳しくとも、全力で残り試合を勝ちに行く。

 金本監督の言葉には熱がこもっていた。広島とのゲーム差は8・5、そして自力優勝の可能性は消滅したまま。それでも「相手どうこうより自分たちの貯金を増やしていくことでいいんじゃないかな。こっからエンジンかけていきますよ」と残り34試合、“ラストスパート”を宣言した。

 ドラスチックに変えていくのはリリーフ陣の起用法だ。これまでは週3~4試合の登板機会、1週間の球数を50球と上限を設定してやりくりをしてきた。

 救援陣の登板一覧表を作成し、我慢の起用をしてきた結果、ドリス、マテオ、桑原という勝ちパターンに投げる投手の長期離脱を避けられた。高橋、岩崎、藤川らゲーム展開を問わずに登板する投手も、開幕から好不調の波はあったものの、元気に投げ続けている。

 8月下旬でもブルペンの主要メンバーが開幕から健在なのは、過去のシーズンを振り返っても異例だ。「リリーフも持ってくれているし。大事に大事に使ってきたからね」と指揮官は選手の奮闘をたたえる。その上で勝負の分岐点と見定めたのが109試合を消化した、今だ。

 リミッターを解除しての起用に「状況によってはね、そうなってくると思うし。チームの姿勢としてもね、戦っていく姿勢を見せていかないといけない。リリーフ陣も分かってくれていると思うし」と力を込めた金本監督。現在の広島が貯金29であることを考えれば、優勝ラインの目安となる貯金30には残り34試合を26勝8敗で戦わなければならない。

 厳しい数字だが、戦う姿勢を最後まで貫くことでポストシーズン、そして来季にもつながる。打線も福留が復調し糸井と西岡が復帰。鳥谷も調子を上げてきた。

 「孝介も復活してくれたし、糸井も帰ってきて、トリも調子を上げてきてくれてね。やっぱり主力なんだな」。理想は週2試合としてきた福留の休養日を、今後は減らすことも視野に入れる。

 新人の大山も頭角を現しており、ロジャース、中谷も含めた競争は激化してきた。確かなチーム力が備わってきた今、一切の制限をなくし、全力で鯉の背中を追いかける。

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