阪神2桁得点で今季40勝到達、前半戦の勝ち越し決定 DeNAは5連勝で止まる
「DeNA5-10阪神」(6日、横浜スタジアム)
阪神が中谷、原口の連弾などで乱打戦を制し、2桁得点で今季節目の40勝に到達した。
初回、1死一、三塁から福留の中前打で先制。直後に筒香の2ランで逆転を許したが、2点ビハインドの三回、中谷の8号場外2ランで同点。さらに原口も続き、連弾となる6号決勝弾で勝ち越しに成功した。
五回にも上本の2点適時二塁打などで3得点。八回には糸井の左犠飛でダメ押し点を奪った。先発の秋山は5回1/3を投げ、9安打5失点と本来の調子ではなかったが、打線の援護にも助けられて7勝目。チームトップのメッセンジャーに並んだ。
九回には1死二塁から、鳥谷が右中間を破る適時三塁打。開幕戦以来となる、今季最多タイの16安打と打線が爆発した。七回以降は桑原、マテオ、ドリスと勝利の方程式でつないだ。これで今季40勝(34敗)。74試合目の到達で、昨季の40勝目(52敗3分け)は、7月27日・95試合目だった。また、5試合を残して前半戦の勝ち越しが決定した。
DeNAは連勝が5で止まった。0-1の初回、筒香の右中間12号2ランで逆転。二回は倉本の中前適時打で1点を追加。3-7の六回は梶谷の中越え12号2ランで2点差としたが突き放された。先発・飯塚は4回1/3、9安打6失点で1敗目。