能見“雨らめし”ぬかるむマウンド 「投げづらいどころじゃない」

 「広島(雨天中止)阪神」(24日、マツダスタジアム)

 阪神・能見篤史投手(38)は断続的に降る雨に苦しめられた。3回2/3を7安打5失点で降板。不運な打球もあったが、結果的には降雨ノーゲームだ。「投げづらいどころじゃなかった」。フラストレーションが募る登板だったが、試合後は努めて淡々と振り返った。

 同点の四回。西川、会沢に連打を浴びて無死一、三塁とした。大粒の雨でマウンドがぬかるみ、土の入れ替えを要求する悪条件。代打・エルドレッドは空振り三振に斬ったが、田中に死球、菊池に押し出し四球と制球に苦しんだ。

 丸に左犠飛を浴びたところで降板。藤川に継投したが、ここで試合が中断した。「もう少し早く中止を決断してくれたら。ケガが一番怖い」と香田投手コーチ。ベテランにとって不運な登板だったが、能見は「ノーゲームなんで。投げてない」と切り替えを強調した。

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