阪神が関西対決制して3連勝 鳥谷が球団通算7777号 オリックスは連勝7で止まる
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「交流戦、オリックス4-11阪神」(6日、京セラドーム大阪)
阪神が逆転で関西ダービー初戦を制して3連勝を飾った。
2点ビハインドで迎えた三回。2死二塁で上本が右中間を破る適時二塁打を放ち、1点差。続く高山の中前適時打で同点に追いつくと、2死一、二塁から原口が左前へはじき返し勝ち越しに成功した。
さらに2死一、二塁から、鳥谷が右越え2号3ランを放ち、突き放した。鳥谷の交流戦最多安打記録を更新する通算305本目の安打は、球団の通算本塁打数「7777」本目のメモリアル弾となった。
六回にも5点を挙げるビッグイニングをつくった打線は、11安打で11点。鳥谷が1本塁打3打点、原口は3安打3打点と存在感を示した。
投げては先発の秋山が8回を12安打も2失点で踏ん張り、5勝目(3敗)を挙げた。
三回、勝ち越し打の原口は「つなぐ意識で打席に入り、必死のパッチで打ちました」と振り返り、六回の2点適時打については「アキ(秋山)も粘っていたのでいい援護ができて良かったです」と白い歯を見せた。
オリックスは打線が阪神を上回る15安打を放ったが、3敗目と喫した先発の金子が5回2/3を8安打9失点が誤算。チームの連勝も7でストップした。