メッセンジャーが3・4月月間MVP 2度目受賞は虎外国人3人目

 プロ野球のセ、パ両リーグは3・4月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。セの投手部門は阪神のランディー・メッセンジャー投手(35)が13年7月以来、4年ぶり自身2度目の受賞。ともにリーグトップとなる4勝、37奪三振を記録した。阪神の外国人選手で2度の月間MVP受賞はバース、スタンリッジに次いで3人目となる。

 3年連続開幕投手を務めるなど、5試合に登板して4勝0敗とチームを支えた。現在、首位を走る大きな原動力となった。

 受賞について何度も感謝を口にした。「一人ではMVPを取ることはできない。野手の方が先に点を取ってくれていたことが大きかった。そのおかげで、リラックスして投げることができたんだ」。また、チームの雰囲気についても「いいかなと思う。バッターもピッチャーもみんな頑張っている」と話した。

 今後は「自分の今、やっていることを信じて、これからも続けていきたい。個人的な目標はあるけど、優勝したい。チームに勝つチャンスを与えられるように長いイニングを投げていきたい」と大黒柱として、V奪回へ向けて貢献していくことを誓った。

 セの打者部門は中日・大島洋平外野手(31)が初受賞。リーグトップの打率・372、42安打を記録。4月での41安打を放ち、15年8月の巨人・立岡以来となる月間40安打をマークする活躍だった。

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